社会人4年目。死にたがりのブログ。

日常。読んだ本の感想など。

2020年5月1日(金) 晴れ

7時半、起床。タバコを吸うため、灰皿をベッドに持ち込み、2本吸ったところで、精神科に行く準備をする。10時、精神科に到着。入口の張り紙が目に入る。「マスクを着用されていない方は、診察をお断りさせていただきます。」マスク、あと何枚あったっけ?あと2週間くらい?マスクを買わなければ。そんなことを思いながら中に入っていった。診察は5分ほどで終了。次は、一月後。以上。

酒に酔え。虚しいこの世を生き抜くために。

岩波文庫オマル・ハイヤーム作、小川亮作訳の「ルバイヤート」を読んだ。まず、タイトルの「ルバイヤート」とは作品名ではない。ペルシャ語で四行詩を意味する「ルバーイイ」の複数形であり、ペルシャでは四行詩が伝統的な形式なのだそうだ。
次に、オマル・ハイヤームについて簡単に紹介する。西暦1040年頃、ペルシャで生まれた彼は、数学、天文学、医学、語学、歴史、哲学に精通していた。科学者であり、詩人なのだ。
内容は、この世の虚しさが心地よいリズムで書かれている。詩の中には、「酒」という言葉が頻出する。この「酒」という言葉は、美や快楽をもたらすものを象徴していると感じた。そして、本当に美しい詩だと思った。
苦悩する者よ。「酒」に酔え。虚しいこの世を生きるために。

 酒をのめ、それこそ永遠の生命だ、
また青春の唯一の効果だ。
花と酒、君も浮かれる春の季節に、
たのしめ一瞬を、それこそ真の人生だ!